セロシア・アルゲンテア
Last-modified: Sun, 17 Oct 2021 23:41:59 JST (1301d)
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漢字・別名・流通名
セロシア・アルゲンテア、野鶏頭(ノゲイトウ)
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セロシア属には60種程があります。
園芸種として主に栽培されるのは「鶏頭(ケイトウ)」と呼ばれるクリスタータ(Celosia cristata)と
「野鶏頭(ノゲイトウ)」と呼ばれるアルゲンテア(Celosia argentea)の2種とその変種がほとんどです。
通常は、セロシア属すべてのものを指して「セロシア」と呼びますが、野鶏頭をセロシアとして指すことがあります。
高さ15~150cm程で茎は直立します。
葉は互生し、葉身は4~8cmの披針形~卵状披針形、縁は全縁。
花期は6~11月頃。
茎頂に4~20cm程の細い円錐形の穂状花序を出し、多数分枝し沢山の花を咲かせます。
花は花序の下から咲き、咲き始めは濃いピンク色で咲き終ると銀白色になります。
種小名argenteaは「銀白色の」という意味で、花が咲き終わると銀白色になることからつけられています。
円錐形の花序と花色の変化の様子が、ロウソクの炎のように見えます。
花序は水分が少なくカサカサした触感です。
花色はピンク、濃赤紫、淡黄など。
花壇、切り花、ドライフラワーなどに利用。
「メリダ」や「ビューティーシリーズ」などが人気種です。
キャンドル状の花序をもった「コスモシリーズ」や「スパイキーシリーズ」など、草丈の低い品種も流通しています。
こちらはノゲイトウとは別種の、セロシア・スピカータ(C. spicata)とされています。